【日本パグウォッシュ会議について】
日本パグウォッシュ会議は、1957年以来、核兵器廃絶を始めとする科学と社会の諸問題と取り組んできた、世界の科学者の集うパグウォッシュ会議(1995年ノーベル平和賞受賞)の日本グループとして湯川秀樹、朝永振一郎らが中心となり1957年10月に設立されました。

第一回パグウォッシュ会議(1957年)
【団体概要】
【名称】日本パグウォッシュ会議 (英語表記:Pugwash Japan)
【設立】1957年10月
【会長】広渡清吾(東京大学名誉教授)
【代表】稲垣知宏(広島大学教授)
【組織】運営委員会、諮問会議、事務局
※2020年10月18日現在


この度、日本パグウオッシュ会議の会長に就任いたしました。
日本パグウオッシュ会議は、非戦・非武装の世界平和、戦争と核兵器の廃絶を目標とする科学者の組織です。1955年、哲学者ラッセルと物理学者アインシュタインは、「宣言」を発表し、第二次世界大戦後の東西冷戦の激化のなかで、世界の市民と科学者にこの目標を明確に提示しました。「宣言」は、この目標を実現するために「あなたがたが人類の一員であることを心にとどめ、その他のことは忘れよ」と語りました。「パグウオッシュ」は、これを受け止めて1957年に第1回の科学者の世界会議が開催されたカナダの小さな村の名前です。これ以降、世界の科学者は連携して、この目標の実現を目指し、科学者の社会的責任の履行として、運動を続けています。その中で、日本パグウオッシュ会議は、「宣言」と共通の理念に立つ日本国憲法の下に生きる科学者として、大きな責任を自覚し、取り組みを進めています。これからも多くの市民、科学者の皆さんの御協力、御支援を心からお願い申し上げます。
日本パグウォッシュ会議 会長 広渡清吾
【代表挨拶】

日本パグウォッシュ会議は、核兵器と戦争の廃絶に向けた役割と責任を認識し、科学技術の発展、自然環境の変化、災害、疾病や事故等によって引き起こされる諸問題に取り組んできました。
2021年度からの体制においても、『対立を超えた対話』と『科学者の社会的責任』の理念を踏まえ、核兵器と戦争の廃絶を実現するにはどうするべきかを常に考えていきます。幅広い世代の科学者が分野を超えて集うことで活動を充実させ、次の世代によりよい未来を残せるよう、将来にわたるリスクと課題を探りつつ、新たな問題にも取り組んでいきたいと考えております。様々なチャンネルを通じて活動状況を公開していきますので、皆様の温かいご支援をぜひよろしくお願いいたします。
日本パグウォッシュ会議 代表 稲垣知宏
【会長挨拶】
【日本パグウォッシュ会議 運営委員会】
会長
広渡清吾(東京大学名誉教授)
会長代行
鈴木達治郎(長崎大学教授、パグウォッシュ会議評議員)
代表
稲垣知宏(広島大学教授)
副代表
栗田禎子(千葉大学教授、世界パグウォッシュ会議評議員)
高原孝生(明治学院大学教授、世界パグウォッシュ会議元評議員)
運営委員
池上雅子(東京工業大学大学院教授)
榎本浩司(ヤングパグウォッシュ会議日本代表)※事務局担当
鈴木達治郎(長崎大学教授、パグウォッシュ会議評議員)
高橋博子(奈良大学教授)
中村桂子(長崎大学准教授)
【監 事】
山崎正勝(東京工業大学名誉教授)
※2023年1月07日現在
【議長】
藤垣 裕子
(東京大学大学院総合文化研究科教授)
【委員】
池内 了
(名古屋大学名誉教授、総合研究大学院大学名誉教授)
板垣 雄三
(東京大学名誉教授)
井野瀬 久美惠
(甲南大学教授)
梅林 宏道
(NPO法人ピースデポ特別顧問)
大西 仁
(東北大学名誉教授、パグウォッシュ会議元評議員)
太田 昌克
(共同通信編集委員※論説委員兼務、長崎大学RECNA客員教授)
片岡 勝子
(IPPNW日本支部事務総長、広島大学名誉教授)
川崎 哲
(ピースボート共同代表、ICAN国際運営委員)
黒川 清
(政策研究大学院大学客員教授)
黒澤 満
(大阪女学院大学名誉教授)
小沼 通二
(慶應義塾大学名誉教授、パグウォッシュ会議元評議員)
沢田 昭二
(名古屋大学名誉教授)
調 漸
(長崎大学名誉教授)
朝長 万左男
(純心聖母会長崎原爆ホーム診療所所長)
山崎 正勝
(東京工業大学名誉教授)
吉田 文彦
(長崎大学RECNAセンター長)
※2023年8月01日現在
【日本パグウォッシュ会議 諮問会議】
【日本パグウォッシュ会議 諮問会議提言】
日本パグウォッシュ会議の活動に対する日本パグウォッシュ会議諮問会議提言(2018年6月12日)

