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皆様 明けましておめでとうございます。

2015年は、被爆70年という節目の年で、日本パグウォッシュ会議にとっても、特別の年でした。初めて長崎で世界大会を開催し、『長崎を最後の被爆地に』の メッセージを込めたパグウォッシュ評議会『長崎宣言』を発信することができま した。また、安保関連法案や日印原子力協定交渉についても、有志による声明も 発信させていただきました。昨年一年を通じての皆様の温かいご支援に心からお礼申し上げます。

2016年は、この『長崎宣言』をはじめ、11月末に発表された評議会『声明』で示された課題や指針を着実に一つ一つ実行していくことが求められます。昨年末には長崎で報告会、東京で記者懇談会を開催しましたが、まず今年2月末には『東アジアパグウォッシュグループ』の設置に向けて、日中韓のメンバーが長崎に集 まり、今後の検討を行います。日本パグウォッシュ会議の活動については、やはり2月の日本パグウォッシュ会議諮問評議会にて検討をしていただく予定です。

国際情勢はますます混沌としています。核兵器と戦争の根絶をめざし、パグ ウォッシュ会議は『対立を超えた対話』と『科学者の社会的責任』という理念のもと、今年も個人の立場から、地道にかつ実効性のある活動を継続・充実させていく所存です。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

皆様にとっても、良い一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。

2016年1月4日
パグウォッシュ会議評議員 パグウォッシュ2015組織委員長
鈴木 達治郎

※写真:2015年12月25日に衆議院会館で行われた第61回パグウォッシュ世界大会報告、声明に関しての記者懇談会から

日本パグウォッシュ会議  Pugwash Japan

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